【浜松市の矯正歯科】「顎関節症」と「歯並び」の関係性について解説

こんにちは。
浜松市の矯正歯科医院「いちの矯正歯科」です。
顎に痛みや違和感はありませんか?
お口を大きく開け閉めしたときに顎関節に痛みや違和感を感じる場合は、「顎関節症」の可能性があります。
顎関節症の症状を抱える方は若い女性に多く、2016年(平成28年)の歯科疾患実態調査によると、顎関節からの雑音を自覚している方が特に多く、3割を超えているのが20〜24歳、30~34歳、45~49歳の女性でした。
参考:厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査 結果の概要」表31より >
顎関節症の原因は生活習慣やストレス、かみ合わせなど、お一人お一人で異なります。
今回は、歯並びと顎関節症の関係についてお話しします。
前歯の悪い歯並びは顎関節症を引き起こしやすい
かみ合わせや歯並びが「直接的に」顎関節症を引き起こしているケースと、「間接的に」影響をおよぼしている場合があります。
直接的に顎関節症の原因となっているケース
次の歯並びの方は、顎関節症になる可能性が高いといえます。
・上顎が下顎よりも前に突出している「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」
・前歯がかみ合っていない「開咬(かいこう)」
・前歯のかみ合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」
上記の歯並びでは、前歯でしっかりと噛むことができないため、奥歯に負担がかかります。
その結果として、顎関節に負荷がかかり、顎関節症を発症することがあるのです。
間接的に顎関節症の原因となっているケース
かみ合わせが悪いと、食いしばりや歯ぎしりなどが起こりやすくなります。
また、左右の噛むバランスが整っていないと、頭痛や肩こりといった慢性的な不調の原因となります。
こうした噛み合わせの問題が重なると、顎関節に負担がかかり、結果として顎関節症を引き起こすことがあります。
顎関節症を改善するための矯正治療
歯科医院では、顎関節症の症状を緩和するために、
・マウスピースを製作してかみ合わせの高さを揃える
・矯正治療で歯並びやかみ合わせを整える
といった治療方法をご提案します。
適切な歯並び・かみ合わせになれば、上下の歯がバランスよく接触することになり、「噛む力」が分散されて顎関節への負担が軽減されます。
けれども、矯正治療を行っただけでは、顎関節症が改善されない場合や一時的によくなってもすぐにまた再発する恐れがあるため注意が必要です。
歯並びやかみ合わせを整えたうえで、生活習慣やストレスのかかり具合なども見直すことが大切です。
顎関節症かなと思ったら「いちの矯正歯科」にご相談ください
顎関節症をそのままにしていると、悪化して外科手術が必要となる場合もあります。
顎関節症の原因が歯並びやかみ合わせにある場合は、矯正治療を行うことで症状の進行を防ぐ効果が期待できます。
また、現時点で症状がない方も、将来的なリスクを軽減することにつながるでしょう。
当院では、お一人お一人の歯並びに応じた治療をご提案しますので、顎の痛みや違和感はお気軽にご相談ください。
浜松市の「いちの矯正歯科」は、イオンモール浜松市野に近く、駐車場は7台分完備しています。
お口に関するお悩みは、我慢せずにお気軽にご相談ください。
※矯正歯科治療は、公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。